不動産・建築専門　看板&のぼり&現場シートの製作

こんにちは。
不動産応援.com看板製造担当の井上です。

 

最近は朝晩と冷え込むようになりましたね。

 

布団を冬用に変えたのですが

気温によっては寝苦しい日もあるので

快適な睡眠をとるのが難しい時期です…

 

気温や湿度の影響で

調子が変わるのは人だけではありません。

機械や材料だって影響を受けます。

 

環境が変化すれば、

材料の加工にも影響が出てきます。

 

材料のご機嫌をとるのは意外と難しいものです(笑)

 

 

今回はそんな看板材料について

詳しくご説明したいと思います。

 

まず最初に、不動産応援ドットコムの看板の中で

最もグレードの高い材料として格付けされている

「アルミ複合板」です。

 

 

こちらのアルミ複合板は、

樹脂材をアルミ板で挟み込んだものですが、

アルミを使用しているので形の歪みが少なく

インクの乗りも良いので見栄えが良くなる材料です。

 

３ｍｍもの厚みがあるのに軽く

劣化耐性の高さも相まって、非常に優秀です。

 

表はコーティングがしてあるので白くツヤがあります。

 

 

裏は薄いグレーです。

（言われないとわからないかもしれません）

 

横から見ると３層構造になっているのがわかります。

 

 

表と裏から薄いアルミ板で、

ポリエチレンを挟み込んであるのが見えます。

 

このサンドイッチ構造がアルミ複合板を

軽くて丈夫な素材にしています。

 

表面が薄いアルミなのでカッターを使い

加工することも可能です。

解説はこちら↓↓↓

 

 

 

アルミの部分が薄いので

看板としては頼りなく見えますが、

両手で持って折り曲げようとしても

ちょっとやそっとの力ではビクともしません。

 

なので、屋外に設置して強風が吹いても

簡単には折れ曲がることはありません。

 

大きい看板は風の影響を受けやすいので、

910×910mm以上の大きい看板を作るのなら

丈夫なこのアルミ複合板がオススメです。

 

 

しかし、完全無欠のスゴイ看板材料！

というワケではありません。

 

強い衝撃を１点で受けると変形します。

 

 

特に看板の角は衝撃を集中して受けてしまいますので、

角から看板を落としてしまいますと、

 

 

ご覧の通りです。

 

ここはアルミ複合板の弱点と言えるかもしれませんね。

 

縁も力が加わるとヘコミやすい部分になります。

縁に関しましては、通常の使用ではへこまないのですが、

運搬中によく起こります。

 

壁や床にぶつかったり、他の荷物と押し合いしたり、

上に乗られたりでダンボールでしっかり保護しているものの、

衝撃の度合いによっては変形してしまいます。

 

お届けした看板がもし、へこんでいた場合は、

梱包の改善の種となりますので、

是非、ご連絡の程よろしくお願いいたします。

 

その他、注意が必要な点をあげますと、

表面が薄い金属なので、物が擦れると

切れることがあります。

 

素手で取り扱っていると、

手をすべらせると切ってしまう場合があるので、

取り扱いには十分ご注意くださいませ。

 

・アルミを使用しているので丈夫で見栄えが非常に良い

・３ｍｍの厚みがあって丈夫なのに軽い

・衝撃が１点にあつまると変形しやすいので注意が必要

 

といった点がアルミ複合板の特徴です。

 

 

この情報がお客様の注文の手助けになれれば幸いです。

 

 

それでは、またの機会に。 

 

 

 

 

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