当サイトに寄せられた質問と回答をまとめてみました。
オリジナルのぼり
- テトロンポンジより、もっと長持ちする生地はないですか?
- はい、ございます。
当社では「長持ちのぼり」という名称ののぼりで、生地はそれ用に3種類ラインナップしています。
後ほど改めて詳しくご説明いたします。
その前にまずは、どうして世の中ののぼりのほとんどがテトロンポンジを使っているのか?!について説明します。それにはれっきとした理由があるからです。
そのうえで(テトロンポンジの良い点を理解いただいたうえで)「長持ちのぼり」をご検討ください。
テトロンポンジのメリット
以下、のぼりの生地にテトロンポンジを使うメリットを3つご紹介します。
・薄くて軽いので風になびきやすい
テトロンポンジは生地の中で最も比重が低く(68g/㎡)、そのため風になびいてクルクルよく回ります。
この動きこそが広告宣伝媒体としてののぼりの持ち味で、もしも生地が重くて動きがなければ人目を引くことができません。動きによるアイキャッチ効果は、のぼりに求められる最大の役割です。
・片面からの印刷だけで裏面まで浸透
薄くて軽いメリットはそれ(クルクル回りやすい)だけではありません。
印刷したとき、テトロンポンジは薄い為、裏面までインクがしっかりと浸透します。
もちろん裏面の柄は反転しますが、何が書かれているかハッキリと読むことができます(写真左)。
しかし生地が厚ければそうはいきません。インクが裏面まで届かないからです。
のぼりは風向きによって裏が表になったりすることもしばしばですから、そんなとき裏面が白っぽいと何が書いてあるのか分からず『広告宣伝』としての役割が果たせません(写真右)。
・コストが安い(コスパが良い)
生地が薄くて軽いため生地の原価が安く、その上片面からだけの印刷で済みますので製造コストは安くつきます。
更に、のぼりは印刷物ですから製作枚数が多くなるに従って単価は下がります。
不動産業務でののぼりの使い方としては現場に掲げることが多く、発注枚数も最低でも数十枚、多いお客様でしたら何百枚というのもざらにあります。
例えば600×1800サイズで1色、100枚作った場合、1枚単価は@638です。確かにテトロンポンジののぼりは消耗品で、3ヶ月間野ざらしで使っていればボロボロになります。
しかし、3カ月間で638円、1日に換算するとたったの7円。
こんなに安くて済む屋外広告宣伝物が他にあるでしょうか?!
世の中でこれだけ「テトロンポンジ製ののぼり」が使われていること自体が、なによりその答えを表していると言えます。
長持ちのぼりという選択肢
とは言え、テトロンポンジののぼりに対して「薄くてチープ」「すぐボロボロになる」「透ける」とネガティブなご意見をお持ちのお客様も多数いらっしゃるのも事実です。
実際、ご質問のような「もっと長持ちするのぼりはないですか?」というお声を頂くことがあります。
そのようなお声に対して当社では、冒頭で申し上げた、生地も印刷方法も全く異なる「長持ちのぼり」をご案内しています。
長持ちのぼりの特徴
長持ちのぼりの特徴的なポイントを以下に3つ上げます。
・生地が丈夫
長持ちのぼりの生地は以下の3種類。いずれもテトロンポンジの倍以上の厚みで丈夫です。
「ツイル」は、主に社旗や団旗、日章旗等、屋外や屋上でなびく旗に使われている生地。
「エステル葛城(かつらぎ)」は綿風の生地で、ツイルより更に厚くて丈夫。
「撥水クロス」は撥水加工済みの生地で、水を弾くだけでなく汚れや色あせを防ぐ。
「ツイル」はテトロンポンジの倍、エステル葛城と撥水クロスにいたってはツイルのさらに倍くらいの厚みがあります。ほつれや破けに対して、テトロンポンジより圧倒的に強いわけです。
どのくらい強いのかというと・・・のぼりの使用環境や頻度によって大きく変わりますのであくまで目安となりますが、テトロンポンジの3ヶ月に対して1年は持ちます。
・透けない
テトロンポンジに対するネガティブは感想として多いのが「透ける」です。
透けるので余計に色が薄く見えてしまいます。
それに対して「長持ちのぼり」は生地が厚いので透けません。透けないということは、背景の影響を受けないということです。色も薄く見えることはありません。
それを支える印刷方法が、3つ目の特徴として紹介する昇華転写捺染という染めです。
・発色が良く、その上色持ちも良い
生地がテトロンポンジの場合、製作方法は「ダイレクト昇華印刷」が一般的で(写真右)、上述した通り片面から印刷するだけでインクを裏面まで浸透させることができるのですが、長持ちのぼりの生地はいずれも厚いのでインクが浸透せずに裏側は白くなってしまいます。
そこで裏面もきれいに発色させる為に、全く別の「昇華転写捺染」という染め抜きの方法を使って製作します。これは社旗や団旗の作り方で、インクを昇華させて繊維に染み込ませる方法です。
「印刷」ではなく「染め」になりますので、発色も良く、その上「耐候性」と呼ばれる「色の持ち」も優れています(写真左)。
お写真を入れてもご覧の通りです。
長持ちのぼりの詳細は、弊社姉妹サイト「オーダーのぼりドットコム」をご覧下さい。
https://www.order-nobori.com/product/durable/
価格
気になるのは価格だと思います。
「テトロンポンジ」は上述した通り、消耗品としてののぼりの為に作られた生地なので、コストパフォーマンスが非常に優れています。インクを裏へ浸透させる為、コストを下げる為。まさにのぼりの為にある生地ですね。
それに比べると「長持ちのぼり」は、社旗や団旗がそうであるよう、消耗品としての使い方ではありません。なので「ポンジ」より高くなります。
例えば、フルカラーでW600×H1800mmサイズの1枚の価格は、
・ポンジ 5,100円
・ツイル 9,800円
ご覧のように倍程変わってきます。
ですが、よ~くお考え下さい。
価格は2倍でも耐久性は4倍です。4倍長く使えるのです。
つまりコストパフォーマンスを考えると「長持ちのぼり」の方が良いことになります。
のぼりを取り替えるのも結構手間なことです。
そう考えるとテトロンポンジよりも長持ちのぼりの方が時間の節約にもなり、タイムパフォーマンスも高いことになります。
もちろん上述した通り、厚みのある生地なので透けない、染めなので発色が良い、高級感がある。
他社との差別化にもなる。と様々なメリットがありますので、試される価値は十分にあります。
ご希望の方はこちらのご注文フォームをお使いください。
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/durable/spec
皆様からのご注文をお待ちしています。
ご不明点やご質問がありましたらこちらからお問い合わせください。
https://www.fudousan-ouen.com/info/
【関連記事】
のぼりが汚れた場合のお手入れ方法について教えてください。
https://www.fudousan-ouen.com/faq/detail.html?id=56
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